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不動産売却前・購入後に水回りをリフォームするときのポイントを解説!

この記事のハイライト

  • 売却前にリフォームする際は、工事のタイミングや費用に注意が必要
  • 購入後のリフォームでは、希望する工事が可能かどうかを事前に確認するのがおすすめ
  • 水回りのリフォームは、使い勝手や生活動線を考慮して設備を選ぶのがポイント

住宅設備のなかでも、水回りは生活感が強く出やすいところです。
そのため、不動産売却前や購入後にリフォームを検討する方は少なくありません。
そこで今回は、水回りを中心に不動産売却前・購入後のリフォームのポイントを解説します。
東京都荒川区で不動産売買を予定している方は、ぜひチェックしてみてください。

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不動産売却前に水回りをリフォームするときのポイントとは?

結論として、不動産売却前のリフォームはしないほうが良いケースがほとんどです。
内装や設備の状態が良いと売れやすいのは事実ですが、中古の不動産を求める買主は安さを重視している方が少なくありません。
水回りについても住む人の好みが反映されやすい箇所なので、売却前に工事する必要性は低いでしょう。
そのため、不動産売却前にリフォームを実施してしまい、工事費の分だけ価格が高くなると売れにくくなるリスクがあります。
むしろ、リフォームにかかる工事費相当分を値下げしたほうが、買主が見つかる可能性は高まるでしょう。
リフォームで改善できる程度の不具合や汚損であれば、気にせず購入を決断する買主も多くいます。

リフォームをするべきタイミング

基本的に売却前のリフォームは不要ですが、重要な住宅設備が故障しているときや、汚損が著しいときには有効な場合があります。
たとえば給湯器の交換、壁紙の張り替えなどは費用もあまりかかりません。
このような簡易リフォームであれば短期間でできるので、売却活動を始める前に工事を済ませておくと良いでしょう。
大掛かりなリフォームを実施する際は、工事のタイミングに注意してください。
2~3月や9~10月は、不動産を探す方が増えるシーズンです。
そのため、この時期には工事が完了するようにすると良いでしょう。
また梅雨や台風のシーズンは、天候不順により工期に影響が出るおそれがあります。
屋外作業をともなうリフォームについても、余裕を持ったスケジュールを組むと良いでしょう。

リフォームにかかる費用相場

フルリフォームにかかる費用の相場は、導入する設備のグレードや工事内容によって変化します。
目安は400万円程度が相場で、工事箇所ごとの金額は次のとおりです。

水回りの設備

  1. トイレ:10~50万円
  2. キッチン:50~150万円
  3. 洗面所:20~50万円
  4. 浴室:50~150万円

簡易リフォーム

  1. 外壁の補修:3~5千円(1㎡あたり)
  2. 塀の修繕:1.3~2.0万円(1㎡あたり)
  3. 畳:1.3万円(1枚あたり)
  4. 障子:2千円(1枚)
  5. ドア:5万円(1枚)
  6. 壁紙:1千円(1㎡あたり)
  7. 給湯器の修繕:2万円

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不動産購入後に水回りをリフォームするときのポイントとは?

不動産の購入後のリフォームでは、買主側ならではの気を付けるべきポイントがあります。
リフォームしたい内容によっては、物件選びにも注意が必要です。

建物の構造を確認する

リフォームが可能な工事の内容は、建物の構造に依存します。
構造によっては希望するプランでの工事ができないので、購入前に確認する必要があるでしょう。
建物の構造上、耐震性に欠かせない柱や壁は移動できません。
このほか、給排水のための水道管や排気設備についても、移動が制限されることがあります。
水回りのリフォームでは、これらの移動できない設備の有無を確認したうえで工事プランを決定しなければなりません。
そこで物件を購入する前に、リフォーム業者に工事が可能であるかどうかを確認すると良いでしょう。
また、マンションなどの集合住宅では管理規約により工事内容を制限している場合があります。
たとえば、ベランダにサンルーム設置するような建物の外観に影響する工事は認められにくいと言えます。
そして専有部分についても、使用できる建材が制限されていることがあるので、建物の構造と合わせてマンション規約も確認しておくのがおすすめです。

物件の状態に合わせたリフォームを実施する

中古住宅は、建物の状態によって必要とされるリフォームの内容は異なります。
築年数ごとの、必要となる工事の目安は次のとおりです。

  1. 築10年:水回りの設備の部分的な交換(パッキンなど消耗品の交換、コーキングの打ち直しなど)
  2. 築20年:水回りの設備の交換およびクロスの張り替え
  3. 築30年以上:劣化した給排水設備の修繕および全面的リフォーム

築年数の古い不動産では、水道管が劣化しているおそれがあります。
配水管・排水管の修繕は高額になる可能性があるため、購入する前に水道管の修繕履歴などを確認すると良いでしょう。

ホームインスペクションを実施する

購入後にリフォームを予定している場合、工事すべき箇所の優先順位を決めるのがおすすめです。
購入時点で工事が必要な箇所だけでなく、近く修繕が必要となる箇所も併せて工事しておけば、リフォームにかかる総額を抑えられるかもしれません。
そこで、ホームインスペクションにより建物の状態を詳しく検査すると良いでしょう。
ホームインスペクションでは、「構造耐力上の主要な部分」と「雨水の侵入を防止する部分」について、劣化状況や欠陥の有無を調査します。
住宅の安全性や性能に関係する箇所なので、なんらかの不具合が生じていれば優先的にリフォームするのがポイントです。

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水回りをリフォームするときの注意点とは?

水回りのリフォームを成功させるためには、押さえておきたい注意点があります。
不動産売却前や購入後の工事では、以下のポイントに気を付けましょう。

浴室のポイント

浴室のリフォームは、窓と照明の配置に注意点があります。
換気や採光のために窓を大きくすると、外から浴室が見えやすくなるおそれがあります。
換気を目的としている場合は、浴室乾燥機などを検討するのもおすすめです。
また照明の配置によっても、浴室内の状況が分かりやすくなってしまうので注意してください。
たとえば一戸建てであれば、外構に目隠しを設置するといった方法もおすすめです。

キッチンのポイント

キッチンのリフォームは、調理スペースや家電との相性に注意点があります。
従来のキッチンと違うタイプにする際は、十分な調理スペースを確保できるかどうかに気を付けてください。
そして冷蔵庫やオーブンレンジなど、必要な家電の置き場所も確保しなければなりません。
通路の幅が狭いと、扉の開閉にも影響を与えます。
1人で調理する場合で、通路幅は100cm前後確保できれば快適に調理できるでしょう。

トイレのポイント

トイレのリフォームは、便器の選び方に注意点があります。
座り心地の良い便器はゆとりを持ったサイズであることが多く、実際に設置してみると空間に対して大きすぎることがあります。
そこでトイレットペーパーの取りやすさや掃除のしやすさを考慮し、壁やドアから一定の距離を保てるサイズを選ぶのがポイントです。
そして、予備のトイレットペーパーや掃除道具などの収納場所も考慮すると良いでしょう。
コーナー収納や埋め込み収納にすれば、狭いスペースでも収納を確保しやすいためおすすめです。

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まとめ

水回りのリフォームは、売却前・購入後のどちらにも注意点があります。
そこで不動産売買を進めるときは、優先すべき工事箇所を見極めながらリフォームするのがおすすめです。
弊社では、東京都荒川区で不動産売買に関するご相談を承っております。
売却前・購入後のリフォームについても、町屋駅徒歩1分の株式会社スイートホームへお気軽にお問い合わせください。

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