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不動産活用するならどっち?リースバックとリバースモーゲージの違いを解説

愛着のある住まいに暮らし続けながら、不動産の活用により生活資金を得られる2つの方法があることをご存知でしょうか。
リースバックとリバースモーゲージです。
違いがあいまいになりがちな2つの方法ですが、今回は仕組みやメリットなど、明確な違いや特徴を解説します。
東京都荒川区で不動産の有意義な活用についてお考えの方は、ぜひ参考にチェックしてみてください。

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リースバックとリバースモーゲージの仕組みの違いを知ろう!

リースバックとリバースモーゲージについて、「はじめて聞いた」「知っているけど、違いがよくわからない」というケースもあるでしょう。
2つの方法は、いずれも不動産を活用することで生活資金を得ながら、住み慣れた家に暮らし続けられることが共通点です。
しかし、それぞれ明確な違いあります。
まずは、仕組みについての違いから見ていきましょう。

リースバックの仕組み

両者の仕組みの違いを簡単にいい表すと、リースバックは不動産売却と賃貸を一緒に組み合わせた資金調達の方法です。
それに対して、リバースモーゲージは不動産を担保にして借入れをおこなう金融商品の一種といえるでしょう。
ひとつずつ仕組みを解説します。
リースバックは、弊社のような取り扱いのある不動産会社を買主とし、売却いただくことが大きな特徴です。
売却による代金は、売主の方に一括でお支払いします。
そのため、まとまったお金を得られることは、リースバックの魅力です。
生活資金にすることはもちろん可能ですが、基本的に使い道は自由です。
売却後は、自宅をそのまま賃貸物件として借りられ、住み続けることができます。
賃貸契約については、定期建物賃貸借契約を結ぶことが一般的です。
売買契約も、賃貸契約も、不動産会社が相手となるため、安心感も得やすい仕組みといえるでしょう。
さらに、希望する場合には自宅の買戻しができる可能性があるのもリースバックの特徴です。
そのほかの特徴としては、次のような点が挙げられます。

  1. 対象の物件は一戸建て住宅のほか、マンションや店舗なども含む
  2. 利用者の年齢に制限なし
  3. 収入の制限なし
  4. 抵当権が付いている場合も利用可能

つまり、リースバックは比較的自由度が高く、活用される方の目的に合わせて、使い勝手の良さも感じられる仕組みといえるでしょう。

リバースモーゲージの仕組み

リバースモーゲージを利用する仕組みは、まず取り扱いのある金融機関から、不動産を担保にして融資を受けます。
融資であることは大きな違いといえ、リバースモーゲージではあくまでも借入れたお金であるため、返却が必要になります。
清算のタイミングは、所有者の死亡後か契約期間終了後で、担保にしていた不動産を売却して一括返済する仕組みです。
ただし、利息部分については、毎月返済が生じます。
また、融資されたお金の受け取り方にも違いがあります。
リバースモーゲージでは、「一括で受け取る」「毎年、一律の金額を受け取る」「随時、決めた限度内でお金を受け取る」という選択が可能です。
そのほかの違いも比べてみましょう。

  1. 対象の物件は基本的には一戸建のみ
  2. 利用者の年齢に制限あり
  3. 収入の制限あり
  4. 抵当権が付いている場合も利用不可

対象の物件や年齢、収入についての制限内容は金融機関によって異なります。
年齢については、リバースモーゲージがシニア層のための資金調達の仕組みであるためです。
用途も、老人ホームの入居費用や医療費などに限られるケースがあります。
リバースモーゲージは、融資であるため、金融機関の定めた範囲での制限があることも違いとして覚えておきましょう。

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リースバックVSリバースモーゲージ!メリットの違いで選ぼう

リースバックとリバースモーゲージには、基本的な仕組みに違いがあることがわかりました。
そのため、リースバックとリバースモーゲージは、それぞれのメリットとデメリットにおいても違いがあります。
ご自身に適した不動産の活用方法を選択するためにも、両者を比較していきましょう。

リースバックについて

比較的自由度の高いリースバックですが、具体的にはどのような点がメリットとなるのでしょうか。
メリット
リバースモーゲージとの大きな違いであり、メリットとなるのは用途の自由度です。
たとえば、教育費やリフォームの資金など、家族のために使うことも可能です。
ほかにも相続税や住宅ローンの残債といった支払いに充てたり、事業の運転資金にしたりすることもできます。
もちろん、老後の資金として使っても良いでしょう。
一括でまとまったお金を入手できるため、用途にあわせた使い勝手が魅力です。
シニア層に限らず、幅広い年代の方が、不動産を活用して生活資金の確保ができるのもリースバックの良さといえます。
また、リースバックでは売却によって所有権が移転するため、これまでと変わらず住み続けながらも、固定資産税の支払いが不要になります。
生前のうちに不動産売却ができるため、相続人の手間や負担を軽減する終活としても有用でしょう。
デメリット
気を付けたい点は、賃貸物件としての家賃が高めであることです。
賃貸の期間が長くなると、結果的に売却代金よりも、家賃の合計が高くなるケースもあります。
リバースモーゲージについて
リバースモーゲージのメリットとデメリットもご紹介します。
メリット
リバースモーゲージのメリットは、毎月の支払い額の負担の軽さです。
毎月の返済は利息だけとなります。
また、もともとシニア層に向けた金融商品であるため、高齢の方も融資を受けやすいこともリバースモーゲージのメリットといえるでしょう。
デメリット
利用にあたっては、条件が多く申し込みのハードルが高いことはデメリットといえます。
金融商品であることも大きな違いであり、金利の変動による影響を受ける可能性もデメリットです。
たとえば金利が上昇して、返済額が増えるといったことも考えられます。
もし、死亡後に売却をした代金で完済ができなかった場合には、相続人が自己資金で残債を支払うケースもあります。

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リースバックとリバースモーゲージの違いで向いているケースとは

リースバックとリバースモーゲージを比較すると、仕組みやメリットが違いますが、それぞれ向いている人も異なります。
ここでは、活用が向いているケースをご紹介します。

リースバックの活用が向いているケース

リースバックは、住み替えをお考えの方に向いている方法です。
たとえば、高齢者住宅へ移りたいと希望する場合など、リースバックによる売却代金を入所費用に充てることもできるでしょう。
ほかにも、生前うちに相続トラブルの対策をしたい方や住宅ローン残債がある場合も、向いているケースです。
また、不動産を所有することで支払い続ける費用や維持管理から解放されたいという場合にも向いているといえるでしょう。

リバースモーゲージの活用が向いているケース

リバースモーゲージが向いているのは、年金にプラスできる生活資金が欲しい場合です。
毎月、数万円の融資が精神的な安心感にもつながるでしょう。
ライフスタイルの変化にあわせて、バリアフリーなどのリフォーム工事をしたい方も、向いているといえます。
また、リバースモーゲージでは死亡後に売却するまで、不動産をご自身の名義のまま所有することができます。
名義変更せず、住み続けたい場合も向いているケースです。

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まとめ

リースバックとリバースモーゲージの違いを解説しました。
それぞれ異なる仕組みで、生活資金を確保できる方法です。
東京都荒川区で「愛着ある自宅に住みながら、まとまった資金を得たい」という場合は、ぜひ株式会社スイートホームの無料相談をご利用ください。

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