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不動産売却について

不動産が売れない原因とは?対処法や処分につながるポイントも解説!

この記事のハイライト

  • 不動産が売れない原因にはさまざまなものがあるので、該当する原因を見つけることが大切
  • 原因がわかったら、解決につながる対処法を実践すると売却できる可能性がある
  • 売れない不動産をスピーディーに売却したいときは、不動産会社による買取がおすすめ

売り出している不動産がなかなか売れないときは、何か原因があると考えられます。
そのままにしていると、売却がさらに長引いてしまうので、早めに原因を究明して対処法を実践したほうが良いでしょう。
そこで今回は、東京都荒川区にある不動産の売却をご検討中の方に向けて、不動産が売れない場合に考えられる原因についてご説明します。
原因に適した対処法や、売れない不動産を処分するためのポイントもご説明しますので、ぜひご参考にしてください。

売れない不動産の売却方法①原因を究明する

不動産の売却にかかる期間は、3か月から半年ほどが目安だといわれています。
半年以上経っても売れない不動産には、何か原因があるのかもしれません。
原因がある場合は、そのままにしていても改善は見込めず、売れない状態が続いてしまうでしょう。
「不動産がなかなか売れない」と感じたら、原因を究明して対処法を実践することが、売却につなげるポイントです。
原因にはさまざまなことが考えられるので、「建物」「土地」「それ以外」の3つに分けてご説明します。

建物に原因があるケース

以下のケースに当てはまる場合は、建物に売れない原因があると考えられます。

  1. 建物に劣化や汚れが目立つ
  2. 再建築不可物件である
  3. 旧耐震基準の建物である

建物の外観や内装が劣化していたり汚れていたりすると、購入検討者の印象が悪くなってしまい、売却につながらない可能性があります。
また、再建築不可物件は建て替えできないリスクがあるので、購入希望者がなかなか現れないでしょう。
旧耐震基準の物件も住むことに不安を感じるため、そのままでは売れにくいと考えられます。

土地に原因があるケース

以下のようなケースは、土地に売れない原因があると考えられます。

  1. 土地の立地条件が良くない
  2. 境界線が確定していない
  3. 土地に対する不安がある

不動産を購入するにあたっては、立地を重視する方も多いため、「最寄り駅から遠い」「日があまり当たらない」などの土地は売れにくいと考えられます。
また、隣地との境界線が確定していない土地は、隣人とトラブルになるリスクがあり、避けられる可能性があります。
地盤の強度や土壌汚染などの不安がある土地も、買主が見つかりにくいでしょう。

建物や土地以外に原因があるケース

不動産が売れない場合は、建物や土地以外に原因があることも考えられます。
主な原因は、以下の2つです。

  1. 売却価格が適正ではない
  2. 内見時の対応に問題がある

不動産をスムーズに売るためには、適正な売却価格を設定することが重要なポイントです。
物件を探している方に「似た条件の物件よりも高い」と感じられてしまうと、なかなか売却にはつながらないでしょう。
また、内見時の対応も、売却できるかどうかが決まるポイントの一つです。
たとえば、薄暗いのに照明をつけていないと、暗い部屋という印象を与えてしまいます。
建物や土地自体に問題はなくても、「印象が良くない」と思われてしまうと、売却は難しいでしょう。

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売れない不動産の売却方法②対処法を実践する

不動産が売れない原因が判明したら、解決につながる対処法を実践しましょう。
対処法も原因と同じように、3つのパターンに分けてご説明します。

建物に原因がある場合の対処法

建物が劣化している場合は、部分的にリフォームをおこなうと良いでしょう。
大掛かりなリフォームには高額な費用がかかりますが、劣化が気になる部分だけなら費用を抑えられます。
汚れが気になるときは掃除を徹底し、きれいにできない部分はハウスクリーニングを活用すると、物件の印象が良くなります。
再建築不可物件の場合は、隣地を購入して敷地を広げることで、解決できる場合もあります。
旧耐震基準の建物は「耐震基準適合証明書」があると、十分な耐震性があることを証明できます。
もし基準に達していない場合は、耐震リフォームの費用を売主が負担するか、リフォーム費用を差し引いた価格で売り出してみましょう。

土地に原因がある場合の対処法

土地の立地条件がネックになっている場合は、他のおすすめポイントを探してみましょう。
たとえば駅から遠い場合は、静かな環境やバスの利便性などをアピールすると、興味を持つ方が現れるかもしれません。
隣地との境界線が確定していない土地は、土地家屋調査士に依頼して確定測量を実施すると、買主が安心して購入できます。
地盤の強度や土壌汚染は、調査を実施して問題がないことを証明できると、売却できる可能性が高まるでしょう。

建物や土地以外に原因がある場合の対処法

売却価格が周辺の相場よりも高そうな場合は、値下げを検討してみましょう。
値下げをする際は、ある程度思い切った金額を下げるほうが強いインパクトがあり、効果を期待できます。
また、内見時は購入検討者が気持ちよく見学できる環境を整えることがポイントです。
掃除や整理整頓はもちろん、室温の調整や換気をして、売主の服装や受け答えにも気を配りましょう。
なお、不動産が売れない場合は、不動産会社と結んでいる媒介契約を見直すこともポイントです。
媒介契約には、「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があります。
一般媒介契約は販売状況を売主に報告する義務がないため、不動産がなかなか売れないときは不安を感じるかもしれません。
その場合は、定期的な報告義務がある専任媒介契約か専属専任媒介契約に変更すると、不動産会社と緊密な連携を図れるので、安心して売却に臨めるでしょう。

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売れない不動産の売却方法③処分するためのポイントを押さえる

不動産が売れないからといって所有したままだと、固定資産税や管理の負担がかかり続けてしまいます。
ですから、対処法を実践しても売れそうもない場合は、不動産の処分を検討したほうが良いでしょう。

売れない不動産を処分するポイント1:相続放棄する

相続放棄とは遺産を相続する権利を放棄することで、相続放棄した不動産には固定資産税が課税されません。
相続財産の不動産が売れにくくて困りそうな場合は、相続が発生してから3か月以内なら相続放棄が可能です。
ただし、プラスの財産もすべて放棄しなくてはならないことと、家庭裁判所で相続財産管理人が選任されるまでは管理義務が残ることに注意しましょう。

売れない不動産を処分するポイント2:贈与や寄附を検討する

知人などに無償で譲る方法や、自治体に寄附する方法でも、不動産を処分できる可能性があります。
ただし、無償で譲る場合は贈与になるため、不動産の評価額が非課税枠の110万円を超える場合は贈与税が課税されます。
自治体への寄附も、自治体に必要だと判断されないと受け付けてもらえないので、その点を覚えておきましょう。

売れない不動産を処分するポイント3:買取を依頼する

不動産の売却方法には、仲介によって買主を探す以外に、不動産会社による買取があります。
買取は、不動産会社が直接不動産を買い取る方法なので、買主を探す必要がありません。
買取価格は市場価格よりも低めになりますが、売れない不動産でもスピーディーに手放せることが大きなメリットです。
不動産がなかなか売れない場合の対処法には、手間や費用がかかる方法もあるので、できるだけ早く手放したいときは買取を検討してみましょう。

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まとめ

不動産が売れないときは、原因を究明してから対処法を実践すると、売却につながる可能性があります。
それでも売れない場合や、スピーディーに売却したいときは、買取を検討しましょう。
弊社は、東京都荒川区を中心としたエリアにある不動産の売却をサポートしており、仲介と買取のどちらのご依頼も承っております。
不動産の売却をご検討中の方や、売れない不動産にお困りの方は、町屋駅徒歩1分の株式会社スイートホームまでどうぞお気軽にお問い合わせください。

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